トウモロコシの育て方

トウモロコシ

トウモロコシ

和名/別名

トウモロコシ

英名

Sweetcorn

原産地/生産地

メキシコ~南米北部

分類

イネ科トウモロコシ属

発芽地温

25~30℃

生育適温

20~30℃

きびタン
きびタン

野菜栽培カレンダー

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
寒冷地
一般地
温暖地
種まき植え付け収穫

※品種によって違いがあります。

畑の準備

  • 種まきの2週間以上前に苦土石灰を全面に散布し、耕すことで土壌を整えます。
  • 1週間前に元肥を施し、よく耕し畝を作ります。
  • 株の配置では、実入りを考慮して、1本の列ではなく複数の列にすると良いでしょう。これにより花粉が雌穂によりよくつくことが期待できます。
  • マルチを使用しなくても栽培することは可能ですが、ポリフィルムを使って畝全体にマルチを敷くと、発芽と生育が早く、丈夫に育つことができます。

種まきと間引き

  • マルチ栽培の場合、種まき直前にフィルムに直径7〜10cmほどの穴を開けます。
  • 穴の土を深さ3〜4cmほど掘り取ります。
  • 1つの穴に3〜4粒の種を2〜3cm離してまきます。
  • 種まき後に土を2〜3cmの厚さでかけ、手で軽く押さえます。
  • マルチを使用しない場合も同様に行います。
  • 本葉が4枚になった頃(草丈が約20cmくらい)に間引きを行い、生育の良い株を1本だけ残します。

追肥・土寄せなど、収穫までの栽培管理

  • 草丈が約50cmになった時に、マルチフィルムをはがします。
  • 追肥と土寄せはマルチフィルムをはがした後と、茎の先端に雄穂が出た時に行います。
  • 追肥は速効性の化成肥料を1株当たり約1握り(約50g)を株元の周りにばらまきます。
  • ばらまいた肥料が隠れる程度に通路部分から土を寄せます。
  • 雌穂は1番上のみを残し、下の方に出ている雌穂は1番上の雌穂の絹糸(毛)が出始めた時に取り除きます。

収穫

  • 収穫適期は、雌穂の絹糸が出てから20~24日です。
  • 収穫する際には、雌穂の絹糸がこげ茶色になったら少し皮をむいて粒の充実を確かめます。
  • 早めに収穫すると甘みが不十分で、果実がしなびやすくなりますので、適期を心がけましょう。
  • 反対に、収穫を遅らせると色が悪くなり、粒皮が硬くなり、甘みも少なくなってしまいますので注意が必要です。