ミニトマトの育て方
和名/別名
ミニトマト
英名
Mini Tomato
原産地/生産地
中南米
分類
ナス科トマト属
発芽地温
20~30℃
生育適温
20~30℃
野菜栽培カレンダー
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
寒冷地 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
一般地 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
温暖地 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
※品種によって違いがあります。
種まきと間引きなど育苗管理
- 低温期に種まきを行う場合、ポットまきや箱まきを利用し、加温や保温によって発芽適温を確保します。
- 間引きや移植の際には、できるだけ根を傷めないように注意します。
- 定植適期の苗は、本葉が7~8枚で、第1花房の第1花が咲き始めている苗です。
- 定植適期までの育苗日数は、約55~65日程度です。
畑の準備と定植
- 定植の2週間以上前には、苦土石灰を広範囲にまいて深く耕します。
- 1週間前には、堆肥と元肥(化成肥料やリン酸質肥料)をまき、よく耕し混ぜます。
- 定植までの間に畝を作り、マルチを敷きます。マルチは土の温度上昇や雑草防止に役立ちます。
- 支柱を合掌式または直立に設置し、しっかりと立てます。これは植物の成長をサポートするためです。
- 定植当日には、マルチの上に育苗ポットよりも大きめの植え穴を開けます。
- 植え穴に苗を植える際には、花房の向きが通路側になるように配置します。これによって後からの花房も同じ向きになります。
定植後の栽培管理
- 主枝の誘引は、支柱に20~30cm間隔でひもを使って8の字の形に結びつけます。これにより、植物の成長をサポートします。
- 本葉のつけ根から出るわき芽はすべて取り除きます。これによって、エネルギーが主枝に集中し、より強い成長が促されます。
- 収穫目標の花房(3~5段目)が咲き始めたら、その上の葉を2~3枚残して主枝を摘み取ります。これにより、エネルギーが果実の発育に集中し、収穫を効率化します。
- 追肥は、第1花房および第3花房の果実がピンポン玉程度の大きさになった時点で行います。これは基本的なタイミングであり、その後は草勢を観察しながら必要に応じて追加の追肥を行います。
着果管理~収穫
- トマトの花が咲いたら、その花が実になるためには、振動させたり特別な液体を使ったりして手伝うことが大切です。
- 最初の花の実ができるようにホルモン剤を使ったりしますが、3つ目の花までには終わりにします。
- ミニトマトの場合は、実を摘み取ることはしません。全部の実を収穫します。
- 実が赤く熟したら、朝の涼しい時間にハサミを使って切り取ります。