ブロッコリーの育て方
和名/別名
ブロッコリー
英名
broccoli
原産地/生産地
地中海沿岸
分類
アブラナ科アブラナ属
発芽地温
20~25℃
生育適温
15~20℃
野菜栽培カレンダー
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
寒冷地 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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温暖地 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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※品種によって違いがあります。
種まき
箱まきの場合
- 箱まきでは、土の上に深さ約1cmのU字溝を作ります。U字溝の間隔は8cmほどにしましょう。
- 作ったU字溝に、種を1粒ずつまきます。種まきの間隔は1cmくらいにします。
- 種まき後は、種が隠れる程度に土で覆います。覆土を薄くかけることで、種が保護されます。
- 最後に、たっぷりと水を与えます。水やりによって、種が湿った環境で発芽しやすくなります。
ポットまきの場合
- ポットまきでは、直径約3cmで深さ約1cmの穴を作ります。穴の間隔は適度に開けてください。
- 作った穴に、3~4粒の種をお互いに離してまきます。種まきの間隔を保つようにしましょう。
- 種まき後は、穴に土をかけて覆います。覆土の量は種が隠れる程度にします。
- 最後に、たっぷりと水を与えます。水やりによって、種が湿った環境で発芽しやすくなります。
発芽・間引きなど育苗管理
箱まきの場合
- 箱まきでは、葉が混み合わないうちに適宜間引きを行います。葉が密集している状態だと、苗同士が競争してしまうため、健全な成長を妨げます。
- 本葉が2枚程度になったら、ポットに移植します。移植する際には、根を傷つけないように慎重に行いましょう。
- 移植後は、ポット内で成長を続けます。適切な水やりと日光を与え、健康的に成長させます。
- 定植が近づいたら、苗を露地の条件に慣れさせるために、寒冷紗(かんれいさ)をはずします。露地の環境に慣れることで、苗のストレスを軽減し、順調な成長を促します。
ポットまきの場合
- ポットまきでは、種が発芽してから1週間ほど経ったら、間引きを行います。間引きによって、健康な苗を選び、余分な苗を取り除きます。
- 本葉が2枚になる頃には、苗を1本立ちにします。1本立ちにすることで、株同士の競争を避け、成長を促します。
- 定植が近づいたら、苗を露地の条件に慣れさせるため、ポットから取り出して露地に置きます。これによって、苗は露地の環境に慣れ、順調な成長が期待できます。
定植~収穫までの栽培管理
定植の手順
- 定植の2週間以上前に、苦土石灰を全面に散布して土に混ぜ込みます。苦土石灰は土壌を中性に保ち、野菜の成長を促進します。
- 定植の1週間前には、元肥を施します。元肥は野菜が栄養を吸収するために必要な栄養素を土壌に与えます。
- 定植時には、株間を40~50cmほどに設定し、深植えにならないように注意します。株元が少し高くなる程度に植えつけましょう。
- 定植後は、十分に水やりを行います。水は植物の成長にとって非常に重要であり、適切な水やりによって健康な成長が促されます。
肥料の施し方
- 花蕾を豊富に収穫するためには、大きく充実した株を育てることが重要です。生育状態を見ながら、肥料を施します。
- 速効性の液肥や追肥用の化成肥料を使用します。これらの肥料は根から素早く吸収され、植物の成長を助けます。
- 生育状態に応じて、適切な量の肥料を施しましょう。肥料のパッケージに記載されている指示に従って、適切な量を与えます。
収穫
頂花蕾の収穫
- 頂花蕾は、全体が十分に発育し、硬くしまった塊のうちに収穫します。この段階で収穫することで、花蕾が美しく開花する準備が整います。
- ナイフなどの器具を使って、主枝から頂花蕾を切り取ります。注意して行い、植物や自分自身を傷つけないようにしましょう。
側花蕾の収穫
- 側花蕾は、側枝をハサミで切って収穫します。側枝から適切な位置で切り離し、健康な花蕾を収穫します。