アズキの育て方

アズキ

アズキ

和名/別名

アズキ

英名

Adzuk bean

原産地/生産地

東アジア

分類

マメ科

発芽地温

18~25℃

生育適温

20~25℃

みにとまタン
みにとまタン

野菜栽培カレンダー

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
寒冷地
一般地
温暖地
種まき植え付け収穫

※品種によって違いがあります。

アズキは、早く熟する種類から遅く熟する種類までたくさんあります。小豆を育てるときは、成熟するタイミングがバラバラなので、収穫は一度では終わらず、何回かに分けて行います。

ただし、小豆を育てるのは難しいことではありません。十分な日光と水を与え、土壌を適切に管理すれば、きちんと成長させることができます。小さなスペースでも育てることができるので、庭やプランターでも楽しむことができます。

畑の準備

  • アズキの栽培には水はけのよい土壌が適しています。
  • 畑の1㎡あたりにはたい肥2kg、苦土石灰120g、化成肥料30gを与えます。
  • 肥料を過剰に与えると、茎や葉の成長が優先され、莢の形成が悪くなる可能性があります。
  • 肥料の使用量には注意が必要で、前回の作物の肥料が残っている場合は調整して減らすことが重要です。

タネまき

  • マルチを使用すると、雑草の発生を抑えることができます。マルチは畑に直接タネをまく前に敷きます。
  • タネは深さ1cmに1粒ずつまき、土をかけて上から軽く押さえます。
  • タネが発芽したら、早めに間引きを行います。生育の良い苗を1〜2株残し、他の弱い苗を取り除きます。

管理作業

  • タネをまいてから約30日後、または苗が十分に成長した段階から、約10日おきに2〜3回の中耕を行います。これによって雑草の除去と土壌の緩やかなほぐしを同時に行うことができます。
  • 中耕の際には、土寄せも同時に行います。土寄せは、株の周りの土を株元に寄せてやることで、倒れやすいアズキの倒伏を防止する効果があります。

収穫

  • アズキの株では、黄色い花がたくさん咲きます。その後、莢(さや)が伸びてきますが、株の中では熟すタイミングがバラバラです。
  • 収穫するときは、数回に分けて行います。褐色になった莢(さや)から順番に収穫しましょう。
  • 収穫した莢(さや)は風通しの良い日陰で乾燥させます。莢(さや)が完全に乾燥するまでには時間がかかるので、じっくり待ちましょう。
  • 莢(さや)が乾燥したら、豆を取り出す作業をします。豆は莢(さや)から外して取り出すことです。
  • 取り出した豆は、再びしっかりと乾燥させる必要があります。湿気が残っているとカビや虫害のリスクが高まるので、しっかり乾かしましょう。
  • アズキは虫がつきやすいので、保存中も注意が必要です。特にコクゾウムシに注意しましょう。
  • 豆が完全に乾燥してから保存します。保存する容器に入れて、しっかりと密封しましょう。